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2006年 04月 11日
誰も知らない
実際に起きた事件をもとに、子供たちだけで生活する日々を本当に自然に描いた映画。
子供が主役という時点でかわいくてかわいそうという感想が先行しそうなんですが、この作品はまったくそんな感じが無い。話の内容で容易に想像できるような盛り上げて盛り上げて泣かせるなんてことも無く、ただ淡々と子供たちは生活していく。子供に演技させるのは正直無理だと思ってたのですが、本当に自然です。柳楽くんが話題になったけど柳楽くん以外の子も。
声高に大人はひどい子供がかわいそうと非難する事を主眼としてないところも良かった。

私はこれを見た後で実際の事件について知ったのですが、現実の方が映画より遥かに惨い。嘘くさい内容とはちょっと思うけど、もしこの映画を現実に忠実に作ったら評価はかなり下がったのでは。
現実が映画みたいだったらこの事件の子供たちは少しは幸せだったなあ、と思った。

# by sodosiraso | 2006-04-11 19:45 | 邦画
2006年 03月 17日
glowing growing
彼女を殺してしまった公宣と、その友達でバイト先でのいじめに嫌気が差している純が集団自殺に参加するため自転車で旅をするロードムービー。目指している目的が死なのに、子供の冒険旅行のように自転車をこぎ続ける。

なんだか切ない映画だった。個人的には工場のシーンとか、純が女の子に手紙置いてくシーンなんか。どうしても純に感情移入してしまう。
ラストがすごいです。言葉を失います。決して単純に自殺を肯定している映画では無いと思った。公宣は一生不幸だと思うし。

見終わった後、普段はまったくウェットじゃないのに泣けて泣けてしょうがなかった。こんなに泣けた映画ってこれくらいだと思う。これを見た何年か前に自殺したクラスメイトの事なんかを思い出して泣いた。

# by sodosiraso | 2006-03-17 00:14 | 邦画
2006年 03月 13日
タナカヒロシのすべて
あの、過激なパフォーマンスで有名な鳥肌実の初主演映画。地味に生きようとするカツラ工場勤務のタナカヒロシが父の死をきっかけに様々な不幸に見舞われていくコメディー。

豪華な脇とレトロな音楽でそれなりに楽しめた。鳥肌実が思いのほかかわいい感じだったのもなんだか笑える。劇中、実はモテるキャラだったのも納得。ゆったりとした雰囲気に笑いを取り込んで、見心地の良い映画だった。

見ながら散々笑ったのに映画館から帰る電車で不幸な気分になって落ち込んだのは、地味なタナカヒロシに地味な自分を自己投影してしまったせいかも。

エンディングのクレイジーケンバンドのシャリマールがステキでした!

# by sodosiraso | 2006-03-13 21:39 | 邦画
2006年 03月 12日
人生は、時々晴れ
イギリスの裕福とは言えない集合住宅。やる気が感じられないタクシー運転手の夫フィル、老人ホームで働く太った娘、スーパーのレジ打ちのパートで疲れきった嫁、仕事もしないで家でダラダラしているこれまた太った息子。それぞれがどうにもならない孤独を抱えていて、日々を送っている。そんな家庭が、息子の病気をきっかけに絆をとりもどしていく話。

出てくる風景がほとんど曇り空で鬱々とした気分にさせるのですが、ラストシーンの窓から見える空は心なしか晴れてる。元の題の"All or Nothing"より"人生は、時々晴れ"の方がしっくりくるような気が…。
ハッピーエンドのような終わり方だけど、きっとこの家族はまた同じような生活に戻っていき、年を取っていくだろうなあ。と勝手に想像してみる。
見終わった後、人生や生活ってしんどいなあと思った。

# by sodosiraso | 2006-03-12 14:02 | 洋画
2006年 03月 07日
刑務所の中
刑務所と聞いたときに思い出されるイメージとかけ離れて、淡々と普通の日常を送る受刑者を題材とした映画。看守の暴力とか、刑務所っぽい荒れた感じが全くしない。
受刑者というよりも食べ物がメインと言ったほうが良いかも。麦飯の質素な食事なのに物凄くうまそうに見える。そして登場人物たちも物凄くうまそうに食べる食べる。日常の唯一の楽しみとして食べ物に対する執着心は物凄い。たまに出される甘いものなんかもう夢のよう!!良いなあ、うまそうだなあ、とぼけーっと見てたらあっという間に終わってしまった。見た後食べる飯がなんだかうまい。
こんな刑務所暮らしなら1週間くらいしてみたいなあ…。実際はこんなに平和でもないと思うけど。

私は原作を先に読んだのですが、原作もなかなか味わい深い話ですよ。読んでから何年もたつのに、未だにネタが通じる人に願います!願います!とか言ってみたり。アルフォートで笑えたり。

# by sodosiraso | 2006-03-07 15:29 | 邦画
2006年 03月 07日
アカルイミライ
まず映画用のブログをはじめたらこの映画のことを書きたかった。
おしぼり工場で働くいつも何かにイラついている雄二。その唯一気が許せる友人守が突然失踪する。雄二は守の父真一郎のもとで生活するようになるのだが…って感じの話。

人の感情って○とか×とかはっきり分けられないと思う。そんなところを細部まで描ききれてる映画だなあと思った。モヤモヤして白黒はっきりしないのはイヤって人は見ないほうが良いです。現に、友達に勧めたら「今の若い人が何考えてるか分からない」と言われたし。この映画でも出てくる世代ごとの感じ方、考え方の違いなのか、そもそもの好みの問題なのか。
真一郎がチラっと見せた守に対しての懐の深さみたいなのが個人的には印象的だったかなあ。

映画1本通して象徴的に描かれているクラゲの色や、話の途中で出てくる頭に乗せてる光るやつ(説明できない)の色が闇の中に鮮やかに浮かび上がってて幻想的だった。

うーん、私の言葉じゃ言い尽くせないし私が今更言うことではないけど、考えさせられるテーマ満載の凄い映画です。見たこと無い人は是非。バックホーン好きな人も是非。

# by sodosiraso | 2006-03-07 00:51 | 邦画
2006年 03月 06日
About this blog
映画に関しての自分用の備忘録のようなものを作れたらいいなあと思い作りました。
基本的にミニシアター系の映画が好きで、ちょっと前まで邦画ばっかり見てましたが最近は洋画も開拓中です。
最近見た映画と同時に昔見て心に残ってるのとかも書いていこうと思います。

# by sodosiraso | 2006-03-06 23:47


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